山都町棚田復興プロジェクトボランティア活動報告

3月12日に熊本県山都町で行われた野焼き、棚田の井手切りボランティアと植樹に参加してきました。

当社では、社会貢献活動の一つとして、現在キックボクサー志朗選手が行っている熊本県山都町の棚田の復興と里山の保護活動を支援しています。

熊本県山都町は、全国でも有数の棚田が美しい地域として知られていますが、熊本大地震とそれに続く集中豪雨により、棚田を含む農地が甚大な被害をこうむりました。

そこで、地域の方たちとボランティアが力を合わせて、棚田景観と農村集落の復興活動を行う「山都町棚田復興プロジェクト」が立ち上がりました。

当社では、昨年から棚田の用水路草刈(井手切り)ボランティアに参加。今回は春に行われる、水田を作る前に水路にたまった土砂を上げる作業について、お手伝いさせていただきました。

 

また、この土地の里山を保護していくために、かねてより計画していた植樹を行いました。

植えたのは、モチノキ科のソヨゴという木です。これは風に吹かれたなびく音からなずけられたということですが、九州地方の山に自生している木の一つで、害虫にも強くまた荒れた土地でもしっかりと成長していく強い木なんだそうです。

今回参加できなかった志朗選手のかわりに、参加したみんなで木を植えさせてもらいました。これからの成長が楽しみです。

山都町は有機栽培が盛んで、美味しいお米や野菜のほか、お茶の生産地として全国的に知られています。しかしもともと過疎化が進んでいた土地ですが、熊本大地震の後は、特に棚田を手放す生産者の方も増えたといいます。

地域から人が離れてしまうと、農業にとってとても大切なコミュニティの崩壊につながると伺いました。棚田の景観はとても美しくまたそれと共に作られた自然の循環はほんとうに多様な生物の環境を支えています。しかし、これを維持守る人がいなければ、あっというまに崩壊してします。

当社今後も、棚田復興についてはボランティアや支援活動を続けていきます。

SNSや当サイトにてご報告しますので、ぜひご一読いただければと思います。

 

 

コメントは利用できません。

求人採用のエントリーはこちらへ

募集要項
お問合せ電話はこちら